近年では会社でも派遣従業員を起用する環境が増えており、正社員の雇用はどんどん減ってきていると言われています。その中で特に派遣社員が大勢いる職種というのが事務職です。派遣会社には自分の仕事ができる人が多く登録されており、会社に於いては正社員を雇用するよりも人件費の削減が期待できるということから派遣の事務を起用することが多くなっているのです。
派遣社員で働く最も大きいメリットに挙げられるのは、仕事内容や勤務地、勤務形態を自由に選べるということです。また、正社員に比べて、制約が緩いという魅力もあります。さらに派遣企業の方で就職先を探して紹介してくれますから、自分で仕事を探さなくても良いですし、自分に適した会社を選択できるメリットがあります。さらに、正社員には企業の事情で転勤や配置換えが普通に行われますが、派遣社員の場合にはありません。残業や休日出勤に関しても正社員と比較しても少ないです。但し、これらは契約内容によっての違いもあります。例えば、就業する企業に合わせて残業をしなければならないこともありますので、残業代が出るか、休日出勤の有無などの契約内容は、派遣会社へ事前に確認する必要があるでしょう。
就職活動を行う上で、自分で色々な職種から仕事を探すよりも時間的効率は遥かに高いのが派遣社員という職種であり、さまざまなメリットからその人数は増加傾向にあります。ライフスタイルの多様化もあり、より自分らしく生活をするために、職種については色々と視野を広げて考えてみるのも良いかもしれません。
事務職に向いている人・向いていない人
一般的には、人をサポートするのが得意な人ほど事務の仕事に向いていると言われていますが、実際に企業の採用担当者が考える「事務職に向いている人」というのは次のようなものが挙げられます。
地味な人
静かな人
インドアな人
行動的ではない人
しゃべるのが上手くない人
です。
どれもネガティブなイメージを持たれがちですが、逆に考えると分かると思います。
派手な人
元気な人
アウトドアな人
行動的な人
しゃべるのが上手い人
いかがでしょうか?
おそらくこういう人を面接官が見たら、
「営業に向いている」
「企画に回したい」
「接客をやってほしい」
このように思うのではないでしょうか。
事実そうなのです。
同じような学歴、スキルを持った2人がいて、1人が元気でカッコいい人、1人が静かでカッコよくない人だと、間違いなく後者が事務の仕事に選ばれます。
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