職務経歴書の作成例(違う職種の場合)

職務経歴書

職務経歴書は転職においては非常に重要なもの。

今回は違う職種への転職の場合の職務経歴書の記載例です。

職務経歴書を作成する際の参考にして頂ければ幸いです。

同じ職種への転職は ⇒ 同じ職種の職務経歴書の作成例

 

違う職種への転職をする場合の職務経歴書

keireki

 

今まで働いてきた職種と違う職種へ転職する場合、一般的には「未経験者」として判断されることになります。
そのため、応募先へは明確に、より具体的に説明することが重要になります。

説明するポイントとしては以下の部分が求められます。

・なぜ今までと違う職種へ転職しようとするのか。
・応募先の職種・業種の仕事の内容を理解した上で応募していること。
・応募先の職種・業種の仕事をこなせる能力・適性があること。

これらのことを、職務経歴書で説明した上で、さらに面接でもきちんと説明をすることが求められれます。

それでは具体的な職務経歴書の記載例は下記になります。

職務経歴書

平成○年○月○日
(090-1234-5678)
高橋一郎

志望動機
私は、これまで建築関係の仕事で働いていましたが、趣味ではじめた料理を土日中心にやっていることがきっかけで次第に飲食の仕事に対しての関心を持つようになりました。建築関係の仕事もやりがいがある仕事だと感じられますが、飲食業界のように「食」に関わる仕事はより一層の魅力を感じると考えました。
そのように考えて日々を送る中で、勤めていた会社の業績が伸び悩むことになり、自分の中でいっそのこと飲食業界へ転職をしようという気持ちが強く芽生えることになりました。
求人募集をしている飲食企業を探していたところ、飲食業界が未経験でも応募できるという貴社が募集を出していることを知り、貴社でやりがいを感じながら仕事ができると思いましたし、貴社の事業に何らかの貢献ができると考え応募をさせて頂く次第です。

 

職務経歴
昭和○年○月~平成○年○月 株式会社○○ 勤務
(会社概要) 建築現場における施工管理 従業員数89名(うち○○支店23名)
(職務内容) 建築現場での管理業務

 

活かせる能力
コミュニケーション能力・責任感には自信があります。
私はこれまで、建設現場で色々な業種の方と共に仕事をしてきた経験から、人とのコミュニケーションを良好に保つことに対しては自信があります。また、任せられた仕事は最後までやりぬく責任感も持っていると自負しております。

計算が得意です。
仕事柄計算をすることが多かったですので、計算は得意です。建設現場は言い方を変えれば一つの店舗であるとも言えるものであり、その中で人材管理、資材管理、発注、予算管理なども行っていましたので飲食業界にも繋がる部分があるのではないかと考えております。

自己PR
体力には自信があります
建築現場で長い間働いていましたので、鍛えた体力があります。

料理への関心が強い
日々どのようにすれば美味しい料になるのか、また食べる側の気持ちになった調理方法を考えています。実際に割烹店での雑用のアルバイトの経験もあり、基礎の基礎については身に付いていると思います。

 

まとめ

このような流れとニュアンスで職務経歴書の記載を進めてください。
「活かせる能力」と「自己PR」に関しては少々同じようなものになるかもしれませんが、記載方法としては問題ありませんので、考えこむよりはまずは記載し、読み手側の視点で修正をしていくことでより良い職務経歴書を完成させることができます。

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