履歴書を記載する場合、応募先を敬称で記載することも必要になりますが、敬称の記載について分からない方も多いもの。そこで下記を参考にお使い下さい。
応募先企業の敬称
最も多くの方が応募するのが一般企業ですが、その場合の敬称は「貴社」となりますが、会社でない場合は下記のようになります。
- 財団法人・社団法人・NPO 「貴法人」「貴団体」
- 社会福祉法人・独立行政法人 「貴法人」
- 協会 「貴協会」
- 組合 「貴組合」
- 銀行 「貴行」
- 学校 「貴校」(大学・短大の場合は「貴学」でもよい)
- 幼稚園・保育園 「貴園」
- 病院・医院 「貴院」
- 会計事務所・法律事務所 「貴事務所」
- 官公庁 「貴省」「貴庁」「貴局」「貴所」「貴役所」「貴役場」
- 商店・飲食店などの個人事業主 「貴店」「(事業所名)様」
- 店舗ではない個人事業主 「(事業所名)様」
※判断に迷う場合は、「(法人名又は事業所名)様」と記載形しても問題ありません。
※「御社」という表現は口語体です。文書には使用しません。
応募動機の例文
応募動機に記載するための例文は下記を参考に作成してみてください。
このまま履歴書に記載するのはあまりにもベタなので、若干の工夫をすることで、より人事担当者へのアピールとなることが期待できます。
・「私はこれまで~を志し~に従事したいと考えて参りましたが、貴社の~については~の面で大変魅力を感じ、是非貴社で働かせていただけばと思うようになりました。~については~であるため、~の面では誰にも負けない自信があります。是非~の面で貴社のお役に立ちたいと考えております。」
・「貴社の~については以前より~に興味を持ち~してきましたが、~については、~と考えました。 前職では~に携わり、~を身につけて参りましたので、~できる自信があります。~の業務において自分の~を活かすことを通じて、ぜひ貴社の~にお役に立ちたいと思い応募いたしました。」
・「これまで私は~に関心を持ち、~に努めて参りました。そのような中でこのたび~を取り扱う貴社から~職の求人募集が出されたことを知り、この機会に是非、私の~の経験と能力を活かして貴社の~に貢献していきたいと考え、応募した次第です。」
・「私は、~の仕事の使命は~と考えており、これまでも~に努めて参りました。このような中で、貴社の理念は~であるとお伺いし、是非貴社の一員として~の取り組みに加わって~に向けて力を尽くしたいと考えました。~業務には~の経験があり、~もできますので、必ずや貴社の~業務に活かして~することができるものと考えております。」
面接での敬称の使い方は変わってくる
面接の際には言葉の使い回しは上記のものとは全く変わってきますので気をつけてください。
応募先企業を表す言葉は「貴社」から「御社」という言葉になり、面接では「御社への志望することになった動機は~」というような話し方にしましょう。
また、「(法人名又は事業所名)様」「こちら様」「そちら様」「こちらの団体」「こちらの病院」などの言い方もOKです。
まとめ
履歴書の敬称の使い方を間違えると応募先によっては、その時点で履歴書を読むことを止めてしまう場合もあります。
書類審査で落とされたことがある方は、このようなことにも注意をしなければなりません。
コメント